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【UI/UX学んでみた】UI、UXってそもそも何?
UI / UX|2025.05.11デザイナーとしてのスキルアップを目指すべく、新しい知識を吸収していく【学んでみた】シリーズ。記念すべき第1回のテーマは、「UI/UX」です!
今回は原田秀司さんの「UIデザインの教科書」を読み、インプットした知識をアウトプットする場としてこちらのブログを活用したいと思います。
ただ本の感想になってはつまらないので、筆者自身の想いや考えたことも一緒に書いていきます。
デザインの概念とUIUX
■デザインとは設計のことである。
・よくある誤解:デザインは「絵」でありアートと同じもの
🌟これはよくある議論だけど、まずデザインは表層の「グラフィック」と理解されがち。これは狭義のデザインで、もっと広い意味で「物事の設計」を指していることが昨今は多いんじゃないか。人生のデザインとか、キャリアデザインとか。 そしてデザインとアートは向かうベクトルが全く真逆だ。
アートはアーティストの想いと鑑賞者の解釈が交錯する。基本はアーティストの伝えたいことを受動的に受け取るという図になる。 他方デザインはある課題の解決に向けて、クライアントとデザイナーが一緒になって前進を目指す。クライアントも能動的に動かないと真の課題解決には繋がらない。
・代替手段がなければ、機能が第一なのでインターフェースは二の次になる
🌟病院や自治体のサイトなど、デザインがあまり介入していない領域もそういうことだろうか?ほかに競合がいないと、改善しようという動きも起きにくいらしい
■UIとはユーザーとデバイスの接点である。
・何らかの目的や欲求をかなえるために何らかのインターフェースを介して、システムやサービスを操作する
・ユーザーインターフェースをデザインするとはシステムに付随するインターフェースをより使いやすく設計することを意味する
🌟Webやアプリでいうと画面設計をより分かりやすく、ユーザーフレンドリーにするということかな。
■UXとはユーザーがサービスから受ける、すべての体験である。
・見る、聞く、問い合わせる、使う…とても多岐にわたる体験
・知ってから忘れ去るまでの経験すべて
🌟思っていたより、UXの領域はずっと広い!「使う」だけではなくて、見聞きする情報や問い合わせの際の体験もUXに含まれる。
UIとUXの違い
■UIとUXは別の概念である。
・UIをいくら改善しても、もっと適切な別のアプローチを選択しない限り、根本的なUXの改善につながらないことがある。
🌟サービスを根本から解決しようと思ったら、見た目の改善だけでは追いつかないということか。もっと上層の、サイト設計やリサーチ部分にアプローチしていく必要がある。
■UIは主観的であるがUXは客観的である。
・目に見える部分がUI
・ユーザが受ける内面的なものがUX ・UXは主観的なので完全にはデザインしきれない。また設計や評価が非常に難しい
🌟「完全には設計しきれない」UX、では一体どうやってアプローチしていくのか?どこまでやりようがあるんだろう。
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今回は言葉の定義、教科書的な部分が多かったかな。
具体的な内容やアプローチ方法についてはまた後日インプットします!